2010年03月06日

ベルヌーイな定理

平沢進氏のTwitterでの発言:

ところでAMIGAの150MBフロッピーに収めたデータはどうしてくれる?そんなもん
読み取る機械がもう腐ってるぞ。

について、AMIGA用のそんなハードあったっけ?LS-120(120MB)かZIP(100MB)の間違い
じゃなかろうか?・・・と思っていたのだが、先日、某高橋かしこさんとのやりとりの中で、
その昔、本当に平沢さんはそれをアメリカのAMIGA専門店から輸入したらしいと伺った。
ならばと、とりあえず手に取った94年のAMIGA WORLD誌(米)をパラパラとめくっていて、
思わずハッと息を呑んだ。
(あ、ココ、アメリカのAMIGA専門店「Software Hut」とかけたシャレなので。)

150MB Bernoulli ....$579.99(Transportable External)

ホンマにあったし!ていうか、なんて読むかわからんし!んで、ごっつ高いし!
(あ、でも実際に載っていたのはHutの広告ではないので。)



これがその後のZIPの源流となったということは後から知った話。当時の記憶を辿っても
こんなものまったく引っかかってこないのである。おそらく、同じAMIGAユーザーでもこれは
ビデオトースターなどの高級機器を扱うプロの映像屋さんかお金持ち専用のカテゴリーに
属するブツとして完全スルーだったのであろう。
あるいは、市場の中で「もう存在しなくてもいいです」と確定されたものは、時として初めから
存在していなかったことになってしまうという、アレか!

そして、このディスクに半永久的に保存されているデジタルデータを読み出すことのできる
機器は、今後半永久的に製造されることはないであろうという美しいジレンマ。

人類は、これからも半永久的に、この定理につきまとわれていくのである。

posted by zi-phonium at 02:38| Comment(0) | AMIGA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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