2008年01月04日

溶ける時間

Csezoeml

「それは黒く、ねばねばしていました。」



正月早々、しかるべき理由によって数年間しまい込んでいた
AMIGA A1200(1号機)を引っ張り出してきたのである。

電源を投入しなくなって5,6年経つだろうか。既に立ち
上がらなくなっているかもな〜と思いつつ、スウィッチオン。
おお、電源は入った。しかし油断は禁物。フロッピーくれくれ
画面だったらどうしよう・・・大丈夫だ、HDDランプも点灯。
無事起動に成功。早速VideoTrackerで作ったミュージック
クリップを再生してみる。OK、映像も音声も正常だ。

一安心して一旦電源を落とし、ホコリをかぶっている本体
の清掃にとりかかる。いや、それほど汚れてはいない。15
年前に購入したマシンにしてはキレイなもんだ。

裏返してみる。・・・ん?

拡張カード挿入口のカバーの淵に、なにやら黒いものが。

こんなところにホコリが溜まっていたか、と思いながら
ウェットティッシュで拭き取ろうとするが、黒いなにか
は奥の方からどんどん出てくる。墨のように黒く、少々
ねばっこい。・・・どうもヤバイ雰囲気。

底のカバーを開けてみた。

うおっ、

カバーの裏に黒い液状のものがべトっと垂れている・・・!


この拡張スロットにはGVP A1230 Turbo+という、アクセラ
レータカードが刺さっている。これは、素では68020という
A1200のCPUを68030にグレードアップし、更にメモリと内蔵
時計およびバックアップ電池を追加するカードである。

そのカードに目をやる。

な、なんやこれ!

カードの丁度中央に、円形のねばねばした黒い塊が!


確かここには内蔵時計を動かすためのバックアップ電池
がついていたのである。つーことは、このドロドロした
黒いゲル状の物質は・・・

電池はカードの裏面に底向きについていたので、万有引力
のおかげで溶け出した物質は底のカバー裏に垂れ、基盤に
は全く影響はなかったようである。うん、ちゃんと起動
したもんな。

その後も本体は快調に動作し、今のところこの事態に由来
する不具合は見られない。
だだ、もう時間は刻まないけれど。


時計は止まっても、時間が止まるわけではない。
時計が止まってからも、今まで時は流れ続けてきた。

しかし、

まさか溶けて流れるとはな(^^)


そんなことで謹賀新年。近未来はいつからですか?

posted by zi-phonium at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | AMIGA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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