2008年01月08日

タイムカプセル開けますか

そんなわけで時間を失ったA1200はなおも快調なのである。

起動すると、なぜか日付は1997年7月16日である。
しかし、どういう理屈でこの日なのかは分からない。

本体を買ったのも、アクセラカードを装着したのも、この
日より更に数年前のことだ。この日に時計が止まったと
いうことも考えられない。タイムスタンプがこの日より
新しいファイルがたくさん存在するのである。

ちなみにDirectory Opusというファイル管理ソフトでこれらの
新しい日付のファイルを見ると、タイムスタンプが、「Future」
と表示される。お、カッコいいじゃないか。

未来の記憶を持つタイムカプセル

などと言ってみる。


そもそもこのマシンがお蔵入りになっていたのは何故か。
だって、壊れたから。

電源投入中のコネクタ抜き挿しはAMIGAではご法度だが、
やってしまった。何かのはずみでセカンドFDドライブの
ケーブルが抜けてしまった。プツッと音がして、以降FDと
シリアル、パラレルポートが使えなくなってしまった。
症状からして、原因はおそらく8520CIAというチップの破損
である。

当時はインターネットの接続に電話回線を使用していた頃。
シリアルポートにモデムを繋いで接続していたので、ネット
が使えなくなった。FDドライブが使えないというのも厳しい。
データの出し入れは外付けSCSIからCDとZIPドライブで可能
であるが、起動FDでシステムを立ち上げられないとすると、
万が一起動HDDがクラッシュしてしまったらオワリだ。
使用していた外付けSCSIインターフェース「Squirrel SCSI(※)」
では外部ドライブから起動できない。

(※)通称:りすカジー・・・余談だが、これはA1200にSCSIを
増設できるという誰もが待ち望んだ画期的な製品であったが、
本体にとってもチャーミングなリスのイラストがでかでか
と貼り付けられた、とてもPC関連パーツとは思えない意匠の
実にAMIGAらしいアイテムである。自慢げにどんぐりを抱え
ているし。なんだよその流し目は。

それなら破損チップを取り替えればいい。AMIGA道では自力
でチップ交換なんて当たり前じゃないのか。
ところがどういうわけかAGA世代AMIGAのチップ類は基盤直付け
なのである。それまでのマシンのように、ソケットから抜いて
ハイ、交換、というわけにはいかないのだ。チップの足の
半田を一本ずつ溶かして慎重に取り外し・・・という状況
はやはり敷居が高かった。


そんなことで、この初代A1200は引退を余儀なくされたので
ある。


しかし、動作確認ができた折角の機会である。ひとつ、
コヤツの復旧計画に乗り出してみるか。チップ交換以外
の方法で、問題なく使える状態にアレンジするには、
どんな手口があるだろうか。

今さら?

なあに、今日はまだ1997年7月16日である。




posted by zi-phonium at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | AMIGA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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