2008年01月10日

モニタを繋いで一人前

A1200甦生計画の第一歩。まずはここから。


「多数決の結果、それはもうこの世に存在しなくても
よいと決定しましたので、そーゆーことで。」


AMIGAのディスプレイモニタ問題のハナシである。

@AMIGAのRGB出力は、水平周波数15kHzというモードが標準
となっている。これはアナログビデオ出力信号と同じである。
だからAMIGAは映像をそのまんまテレビやビデオデッキに出力
することができた。
かつて、日本のコンピュータ市場の主流であったNEC PC98や
シャープ X-68000、富士通 FM-TOWNSなどもこの出力モード
を持っていたので、国内で販売されているディスプレイモニタ
は当然水平15kHzを映すことができた。
しかし、これらのコンピュータはやがて姿を消し、市場では
より高解像度の映像出力が主流となっていく。すなわち、
15kHzなどという低解像度をサポートするモニタは必要なく
なってしまった。
AMIGAが日本でも注目され始めた92〜93年頃は、既にそれを
映せるモニタは、国内では「存在しなくていいもの」として
淘汰されてしまった後だったのである。

AAMIGAの映像出力端子のコネクタは、D-sub 23pin(メス)
という形状である。こんな端子はわが国のPC市場には存在
しない。
何とか国産15kHzモニタを入手することができたとしても、
それを繋げられるケーブルは売っていない。自作するとして
も、コネクタ端子が手に入らない。・・・どうするオイ。


前世紀末の頃、AMIGAのディスプレイモニタ問題は、一応
一つの結論に到達した。サードパーティ数社から、15kHz
出力を一般的なVGAモニタで映せる31kHzに変換することが
できるスキャンダブラーが続々と製品化され、これによって
モニタもケーブルも、どこでも普通に買えるものを使える
ようになったのである。

ところが今現在、そのAMIGA用スキャンダブラーが市場から
消えている。欧米のAMIGAショップのWEBサイトを探し回っても
見当たらない。自然淘汰恐るべし。・・・どうするオイ。


あれから国内で15kHzをサポートするモニタは本当にもう製造
されなくなったのだろうか。

いや、実はわずかながらその存在は確認されている。例えば
98〜99年頃に製造されたSONYの液晶モニタ CPD-L133および
L-150である。あるいは三菱のTV機能付液晶 MDT151Xおよび
152Xである。また、イマドキの大画面薄型液晶ハイビジョン
TVの中には、スペックには書かれていなくても映せるものが
あるようである。


前置きが長くなったが、で、結局どう落ち着いたのかというと・・・

オークションにて15kHzモニタを格安でゲットしてしまった。

CRTの方が画質がいいのは承知の上だが、既にウチにはCRT
のNEC PC-TVが2台あるので、コンパクトなA1200にはあえて
13.3インチ液晶のCPD-L133を選択することにした。
コネクタの変換には、手持ちの23pin-15pinコネクタを使用
することに。これ、A4000に付いていたんだっけ・・・?

早速届いたので繋いでみた。お、画質はともかく、ちゃんと
15kHzが映る。High Resモードでは横ラインが目立ち、妙な
残像が出たり、画像が変に流れたりと安定しにくかったが、
High Res Lacedにするとスッキリ安定。こりゃいい感じ。
最終的にPAL:HighRes Lacedが一番見やすいということで
決着した。
もちろんマルチスキャンなのでDBLNTSC/DBLPALは問題なし。
場所もとらず、なかなか快適ではないか。

ひとまず、第一関門クリアである。

つづく

posted by zi-phonium at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | AMIGA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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