2009年01月06日

バーパイで並行世界へ

Bpm1_2 Windows版AMIGAエミュレータ「WinUAE」は、OSを乗っ取ってしまうのではなく、あくまでもアプリケーションの一つとしてAMIGA OSを立ち上げる仕組みなので、裏で同時にWin用のアプリを立ち上げておくことができる。
このような(一見)マルチタスク(みたいな)環境は、AMIGAユーザーにはお馴染みの光景であろう。もっともAMIGAとWinのアプリ間をArexxコマンドで連動させるなんていう芸当は無理だろうけど。
しかし、せっかく1台のマシンで同時に別のOSが共存しているという怪奇な状況を粋に活用できないだろうかと、試してみたのがコレ。

AMIGA上で立ち上がっているフリーのシーケンサー「Bars & Pipes(現在はBarsnPipes)」からMIDI信号を送信して、Win側で立ちあがっているソフトウェアシンセサイザーを鳴らしてみる。

結果からいうと、難なく成功である。外部のMIDI機器を鳴らすのと同様に、同一マシン上のソフトシンセを連動させることができた。”OSをまたいで”というところがポイントである。

利用したツールは、何のことはない、仮想的にWin上のデバイス間のMIDIの入出力を可能にするフリーツール「
MIDI Yoke(※)」だ。
※詳しくはこちらのサイトなどをご参照ください。↓
http://haijindiary.seesaa.net/article/44986882.html

まずは普通にWindowsにMIDI Yokeをインストール。
あとはWinUAE立ち上げ時のGame & IO portsの設定で、MIDI Outを「Out To MIDI Yoke:1」に設定してAMIGA OSを起動。同様に使用したいWin側のソフトシンセやDAWなどのMIDIデバイスの入力を「In From MIDI Yoke:1」に設定するだけ。
これで、AMIGA側とWin側でMIDIの送受信ができるという次第。いたって単純である。

テストに使用したソフトシンセ「
KORG Legacy Collection DIGITAL EDITION (KORG M1)」では、8パートをフルに使っても充分に曲を鳴らすことができた。一方、豪勢なフリー音源として人気の「E-MU Proteus VX」では、同じ8パートでも選ぶ音色によっては少々厳しい場合があった。それはAMIGA側の問題ではないけれども。

さあ、これで、これまでは無縁であったソフトシンセやVSTプラグインをAMIGAで利用できるということになってしまった。

で、それに意味はあるの?別に普通にWinのシーケンサーでやればいいだけじゃないの?

そりゃあ、中には

バーパイ(Bars & Pipes)じゃなきゃ、MIDI打ち込む気にならん!」

という奇特なヒトもいるだろう、ということで。。。

posted by zi-phonium at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | AMIGA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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